「暴行し灯油かけた」 金銭トラブルか 遺体は住人女性と特定 印西の放火殺人

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送検される金崎容疑者=20日午前9時5分ごろ、印西署
送検される金崎容疑者=20日午前9時5分ごろ、印西署
送検される仲内容疑者=20日午前10時10分ごろ、佐倉署
送検される仲内容疑者=20日午前10時10分ごろ、佐倉署
送検される菅野容疑者=20日午前9時50分ごろ、船橋署
送検される菅野容疑者=20日午前9時50分ごろ、船橋署

 印西市の全焼した住宅から1人の遺体が見つかった放火殺人事件で、殺人と現住建造物等放火の疑いで逮捕された自称印西市草深、金崎大雅容疑者(20)ら4人の一部が「住人女性に暴行し、灯油をかけて火を付けた」と供述していることが20日、捜査関係者への取材で分かった。事件後、周囲に「住人女性と金銭トラブルがあった」との趣旨の話もしている。印西署捜査本部は同日、DNA型鑑定で遺体は1人暮らしをしていた住人の海老原よし子さん(55)と特定した。

 捜査関係者によると、住宅に灯油があったことを確認しており、関連を捜査している。

 司法解剖の結果、海老原さんの死因は焼死と判明している。喉にすすが付着しており、火が付けられた際には生きていたとみられる。同本部によると、4人は友人同士で、火を付けた現場に4人がいて、火が出た前後に住宅近くにいたことが確認されている。

 住所不定、菅野弥久容疑者(20)が知人の紹介で知り合った海老原さん方に出入りするようになり、金崎容疑者らも事件の数週間前から訪れるようになったという。

 一方、千葉県警は20日、金崎、菅野の両容疑者と、自称東京都墨田区東墨田3、仲内隼矢容疑者(20)、東京都の少女(16)の男女計4人を送検。4人の送検容疑は共謀し17日、同市竜腹寺489の木造プレハブ平屋建て住宅に殺意を持って火を付け、1人を殺害した疑い。

 金崎容疑者は午前9時5分ごろ、金髪の上下ジャージー姿で視線を落として印西署から警察車両に。菅野容疑者も同9時50分ごろ、船橋署を出発。長い茶髪に黒いジャージー、グレーのズボン姿で、フードをかぶって終始うつむきながら、ゆっくりと車に乗り込んだ。

 仲内容疑者は同10時10分ごろ、送検のため佐倉署を出た。短い金髪の黒いジャージーにグレーのズボン姿で、報道陣に時折視線を向けながら正面を向いて警察車両に乗り込んだ。